深いリラクゼーションが味わえる“エサレン(R)”
~ヒーリングアートの世界へようこそ!~

海を一望しながら深いリラクゼーションを味わえるのが、ホテルグランバッハ熱海クレッシェンドの宿泊棟にある「スパ クレッシェンド」。2016年にホテルグランバッハ熱海クレッシェンドとしてオープンしてから9年目となるこちらのスパでは、”Healing Art(癒しの芸術)”と謂われる米国・エサレン研究所発祥のオイルマッサージ「エサレン®」という施術を受けることができる。カリフォルニアに大きな研究所を構え、世界中からこの技術を学ぶために多くのセラピストが集まるという。ただ身体をほぐすだけではなく、施術を受ける人の心身の状態に寄り添いながらリラクゼーションと気づきを与え、ガイドする。アプローチの仕方もセラピストによって全く違うというから興味深い。
身体はもちろん、施術を受ける人の内側にまで触れ、人の深層心理を読み解いてマッサージに反映させているという点はとてもユニーク。「スパ クレッシェンド」に在中するセラピストは、「触れる」という基本中の基本から、心理学、マッサージ技術など、多くの哲学を叩き込んだ、エサレン歴12年目のスペシャリスト。マッサージ慣れしている人からも「こんなマッサージは初めて」と絶賛され、リピーターも多く訪れるという。まさに「スパ クレッシェンド」ならではの自分時間。疲れ切った心と身体を癒しに、ぜひ一度訪れてみてほしい。
真っ青な海と空
最高の環境で受ける至福のひととき

青い海と空を目の前にした、最高の景色を見ながらの施術は、非日常をより感じさせてくれる。
完全貸切の部屋でのセラピストとのセッションは、近くで栽培しているというホーリーバジルのハーブティーから始まる。それからその日の体調についてヒアリング。都会の喧騒が一切届かない静かな環境で、ゆっくりと自分自身に向き合い、セラピストがその時に抱えている、心と身体の凝りを丁寧にほぐしてくれる。「エサレン®」マッサージは、頭の先から足先まで、「身体はつながっている」ということを感じてもらうためのロングストロークが特徴だ。身体全体を流し、どこの部位が硬いのかを対話しながら、マッサージが行われる。
「エサレン®」マッサージでは、基本的に全裸で受けるのがおススメ、というのも特筆すべき点。これは全身引っかかりなくマッサージを行うためだそう。裸になることに抵抗がある方は紙パンツの用意もあるのでご安心を!施術後には、これまで感じたことのない充足感で満たされること間違いない。マインドへの影響も高いことから、男性にも人気だとか。「スパ クレッシェンド」ではカップルで受けることもできるので、是非お問合せを。
またすべてのトリートメントは、グランバッハ・デラックスツイン(#108号室)でも受けられるのは嬉しい情報!(*2名様まで可)お部屋でゆったり気分のまま、着替えなど気にせずにマッサージを受けられるなら、トリートメント後のリラックス度も増しますね。
「スパ クレッシェンド」では、「エサレン®」以外にも「トランクイッロ」という質の良い眠りのためにデザインされた、精油と安眠安息のエネルギーを持つ天然石「セレスタイト(天青石)」を使ったスリープ・ウェルネス・プログラムや、「リエーヴェ」というアロママッサージも受けることができる。こういった施術プログラムもすべて、#108号室でも受けることができる。


ファファラの香りで満たされる
なお、「スパ クレッシェンド」では、30年以上スイスのアロマテラピー製品のトップブランドとして愛されている「ファファラ(Farfalla)」の精油を使用しています。アロマテラピーの専門ブランドとして、医療機関をはじめ医療従事者にも支持されている「ファファラ」だが、大切にしていることがいくつかある。
1つは100%ナチュラルであるということ。2つ目は有益なフェアトレードを行なっているということ。3つ目は環境に配慮しているということ。そして4つ目は動物実験を行わない、クルエルティフリーであること。
確かな品質を誇る「ファファラ」だが、スパで人気があるのは、アロマブレンド、“守られて「オーラ」”だ。フランキンセンス、アンジェリカルーツ、ベルガモット、ネロリ、ゼラニウムなどのフルーティで甘みとともに苦味のあるブレンドでオーラのように香りが身体を包み込む。そのほか、ローズやゼラニウム、ネロリといった花々の香りが印象的な“リラックス・アンチストレス(ローズ)”、アイリスが柔らかく香る“つつまれて(アイリス)”、優しくフルーティな“ジョイ(アンジェリカ)”、ラヴィントサラやユーカリプタス・ラディアータのようなすっきりとした香りの“ウェルビーイング(ラヴィンサラ)”などが揃う。施術の際は、これら7種類の中から好きな香りを選べるのでその日の体調や気分で選んでみて!
精油はロビー横のスーベニアショップでも購入することもできるので、旅の思い出に1本好きな香りを持ち帰るのもおすすめ。
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■聞き手 & 執筆:
久保 直子 | ウェルネス&ビューティージャーナリスト/ 植物療法士/アロマデザイナー/アーユルヴェーダ・ライフカウンセラー
CONTACT Instagram @naonaonaozou/
■撮影:
市来 朋久