このたび、「ホテルグランバッハ東京銀座の1周年を記念して、ヤマハ株式会社(以下ヤマハ)ご協力の下、今年、生誕90年/没後40年となる伝説のピアニスト “グレン・グールド(GG)を学んだAIによるピアノ演奏会”(約10分)を行ないます。
伝説のピアニスト グレン・グールドを学んだAIによるピアノ演奏会 概要
開催日程 |
11月24日(木)~12月28日(水)の35日間 |
---|---|
開催場所 |
2F バー&ラウンジ「マグダレーナ」 |
「バッハとウェルネスキュイジーヌで心身が癒されるステイ」をお約束するグランバッハ銀座では、これまで「音楽」「食事」「ウェルネスなサービス」を通じて、お客様に癒しを提供してまいりました。とりわけホテル名に著名な音楽家J.S. バッハの名を冠するホテルとして、全国4ホテル全てにグランドピアノを設置するなど、#音楽に溢れるホテル として様々なミュージックシーンを提供してまいりました。グランバッハ銀座では、2階のバー&ラウンジ「マグダレーナ」にて、ヤマハの自動演奏機能付きピアノ(S6X-ENPRO)によるウェルカム演奏や、「サロン・コンサート」(毎月第3木曜日)を開催するなど、特別なひとときを演出しております。
そしてこのたび、グランバッハ銀座が開業1周年を迎えるにあたり、ヤマハ「Dear Glenn」プロジェクトによって、独特なバッハの演奏家として知られたグレン・グールド(以下、GG)の表現にAIが迫ります。
▼AIと人間の共創の可能性を追求するためのプロジェクト「Dear Glenn」
「Dear Glenn」は、グレン・グールドらしい音楽表現で、任意の楽曲のピアノ演奏ができるシステム。未演奏曲でも、楽譜のデータさえあればすぐに演奏できるという特徴を持ち、その再現手法としては世界初(※1)となる「深層学習技術」(※2)を採用したAIシステムです。
「Dear Glenn」は、AIと人間の共創の可能性を追求するためのプロジェクトです。その名称は、グレン・グールドの姿勢に敬意を評し、また着想を得て開始したことに由来します。グレン・グールド自身、電子メディアによる録音に傾倒し、奏者と聴衆の新しい関係性に着目したことでも知られており、今回の取り組みを通じて、現代のテクノロジーであるAIと人間が互いに刺激し合い、共創する新しい音楽表現のあり方を提示したいという想いが詰まったプロジェクトです。
(※1) 2019年8月時点、ヤマハ調べ
(※2)コンピューターに物事を理解させるための機械学習方法の一つ。ニューラルネットワークという数理モデルを多層的に使用して情報処理を行うことが特徴
詳しくは、ヤマハ<公式サイト>をご覧ください。
https://www.yamaha.com/ja/about/ai/dear_glenn/
バー&ラウンジ「マグダレーナ」で特別なひとときを
この度の”演奏会”(約10分)は、11月24日(木)~12月28日(水)の35日間、ホテル2Fのバー&ラウンジ「マグダレーナ」で行なわれます。
毎夜3回(18:30、19:30、20:30)、ヤマハの自動演奏機能付きピアノ(S6X-ENPRO)が奏でる「グレン・グールドを彷彿とさせる演奏」と共に、ここ銀座で #音楽で整う をご体験いただけます。
なお館内には、グレン・グールドの生誕90年/没後40年となる今年リリースされた楽曲のCDも販売行ないます。
(協力:株式会社ソニー・ミュージック・レーベルズ)
詳しくは、ソニー・ミュージック<公式サイト>をご覧ください。
https://www.sonymusic.co.jp/artist/GlennGould/page/9040
Glenn Gould (グレン・グールド;1932年9月25日~1982年10月4日)
1932年カナダ・トロントに生まれ、1982年に50歳の若さで没した伝説的ピアニスト。1956年に発売されたデビュー盤「ゴルトベルク変奏曲」を皮切りに、特にJ.S. バッハの演奏について極めて高い評価と功績を残したことで知られる。1964年、コンサートからの引退を表明し、以降、録音に没頭するなど、電子メディアでの発表に傾倒した。また、低い椅子に腰掛けかがみこむように演奏する姿勢や、録音時にもかかわらず鼻歌を歌いながら演奏するなど、その斬新かつ独特の奏法も世間からの注目を集めた。晩年にはバッハの「ゴールドベルク変奏曲」をはじめ3枚のアルバムをヤマハのコンサートピアノで録音した。