2022年3月20日(日)音楽家の食卓と武久源造・宮崎貴子チェンバロ二重奏
音楽家の食卓 1st Movement.
~旅と音楽、巨匠の時代を体感する
ホテルグランバッハ熱海クレッシェンドオリジナル企画第一弾~
クラッシックの名曲を生んだ偉大な音楽家達はどのような料理を食べていたのでしょう。
企画第一弾となる音楽家の食卓は、バロック時代、J.S.バッハも愛した当時のグランキュジーヌをホテルグランバッハ熱海クレッシェンド総料理長 竹内祥が、熱海、伊豆の季節の食材を盛り込んで再現します。
夕食の後は日本を代表するチェンバリスト武久源造氏・宮崎貴子氏によるダブルチェンバロのコンサートを開催いたします。
華やかなるバロック時代に思いを馳せる、音楽家の食卓とチェンバロの美しい音色。旅と音楽のマリアージュをお楽しみください。
【スケジュール】
2022年3月20日(日)
17:00~17:30 アペリティフ バーラウンジ「マグダレーナ」にて
17:30~19:15 ディナー メインダイニング「風雅」にて
19:30~20:30 サロンコンサート ロビーにて
《コンサート》
チェンバロ 武久 源造(たけひさ・げんぞう)
チェンバロ 宮崎 貴子(みやざき・たかこ)
プログラム(予定)
・J.S.バッハ:アンナ・マグダレーナのための音楽帳より
・J.S.バッハ:シャコンヌ(無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番 ニ短調 BWV1004 より)*武久源造編
・J.S.バッハ:2台のチェンバロのための協奏曲 第2番 ハ長調 BWV1061 他
■コンサートにおける新型コロナウイルス感染予防対策について
安心してお楽しみいただけるように、会場では密にならないようお部屋ごとに距離を十分にとったお席をご用意いたします。
■宿泊プラン
【旅と音楽のマリアージュ】音楽家の食卓と武久源造・宮崎貴子チェンバロ二重奏 2022年3月20日(日)
ご夕食+コンサート、コンサートのみご利用のご予約も承っております。
■ご夕食とコンサートのセット お一人様 23,000円
■コンサートのみ お一人様 3,000円
お電話にてご予約・お問合わせください。
TEL:0557-82-1717
武久 源造 Genzoh Takehisa
1957年生まれ。1984年東京芸術大学大学院音楽研究科修了。チェンバロ、ピアノ、オルガンを中心に各種鍵盤楽器を駆使して中世から現代まで幅広いジャンルにわたり様々なレパートリーを持つ。特にブクステフーデ、バッハなどのドイツ鍵盤作品では、その独特で的確な解釈に内外から支持が寄せられている。また、作曲、編曲作品を発表し好評を得ている。音楽的解釈とともに、楽器製作の過程についても造詣が深く、楽器の構造的特色を最大限に引き出す演奏が、楽器製作家たちからも高く評価されている。
1991年「国際チェンバロ製作家コンテスト」(米国・アトランタ)、また1997年および2001年、第7回および第11回「古楽コンクール」(山梨)ほか、多数のコンクールに審査員として招かれる。1991年よりプロデュースも含めおよそ30作品のCDをリリース。中でも「鍵盤音楽の領域」(vol.1~6)、チェンバロによる「ゴールトベルク変奏曲」、「J.S.バッハオルガン作品集 Vol.1」、ほか多数の作品が「レコード芸術」誌の特選盤となる快挙を成し遂げている。2005年より鍵盤楽器の新領域とも言えるシンフォニーのピアノ連弾版に取り組み多方面から注目を集めている。2006年NHK第一ラジオ「ときめきカルチャー」コーナーに年間を通して出演。1998~2010年3月フェリス女学院大学音楽学部及び同大学院講師。2012、2013年、ラモーのオペラ『プラテ』『レ・パラダン』にて音楽監督を務めた。また近年ヨーロッパ各国(ドイツ、リトアニア、アイスランド、スウェーデン等)で、即興演奏を含む多彩なプログラムによって、オルガン、チェンバロその他の楽器を使ったコンサートを行い、注目を集めている。
宮﨑 貴子 Takako Miyazaki
東京音楽大学ピアノ演奏家コースおよび同大学大学院を経て、ドイツ・ハノファー音楽演劇メディア大学ピアノ科、同大学古楽器科卒業。同大学修士課程フォルテピアノ科修了。在学中、同大学オペラ科にて伴奏助手を務める。ピアノを故・神野明、藤原亜美、播本枝未子、石井克典、倉沢仁子、ゲリット・ツィッターバルトの各氏に、フォルテピアノをG.ツィッターバルト、ツヴィ・メニカー、チェンバロをZ.メニカー、リート伴奏法をヤン・フィリップ・シュルツェの各氏に師事。
2013年シューベルト国際コンクールリートデュオ部門第1位(ドルトムント・ドイツ)など国内外のコンクールで多数入賞。2011年ニーダーザクセン歌劇場管弦楽団(TfN Philharmonie)と協演、2013年国際ヘンデル音楽祭(ゲッティンゲン・ドイツ)出演をはじめ、ドイツ各地にてリート伴奏者、フォルテピアノ奏者、チェンバロ奏者として活躍。2014年帰国。数々のフォルテピアノリサイタル、レクチャーコンサート、リート伴奏、女性作曲家作品の紹介など多彩な活動を展開しており、豊かな色彩感、躍動感溢れるダイナミックな演奏と楽曲に対する深い洞察力は国内外の誌上・紙上にて高い評価を得ている。ピティナピアノコンペティションをはじめコンクール審査員もつとめ、後進の指導にもあたっている。
ピアノ音楽誌「ショパン」にて《聴いてみませんか?弾いてみませんか?女性作曲家作品あれこれ》連載(2017年5月~2020年10月)。全日本ピアノ指導者協会正会員。女性と音楽研究フォーラム正会員。