2022年8月20日(土)クラリネット&マリンバ リチャード&ミカ・ストルツマン サロンコンサート
待望の来日公演決定!リチャード&ミカ・ストルツマン夫妻が奏でるJ.S. バッハの楽曲と共に、特別なのひとときをお楽しみください。
この夏、ホテルグランバッハ熱海クレッシェンドでは、米国・ボストンより、リチャード&ミカ・ストルツマンを迎えて「サロンコンサート」を行ないます。
2度のグラミー賞を受賞するなど、“20世紀後半のアメリカが生んだ最大のクラリネット奏者” リチャード・ストルツマンと、その妻でマリンバ奏者のミカ・ストルツマンの来日デュオ公演が決定しました。
クラシックとジャズを縦横無尽に操るニュー・ジャンルのマリンバ奏者、ミカ・ストルツマンの奏でるJ.S. バッハのソロ演奏をはじめ、パートナーとして息の合った二人のデュオセッション、そしてディナーはホテルグランバッハ熱海クレッシェンド総料理長・竹内祥が奏でる『熱海キュイジーヌ』。 ここでしか体験できない音楽と食に癒される特別なひとときをご堪能ください。
[スケジュール]
17:00~ アペリティフタイム
18:00~ コンサート
19:00~ ディナー
[コンサート プログラム(予定)]
1.J.S. バッハ:クロマティックファンタジー(クラリネットソロ)
2.J.S. バッハ:シャコンヌ(マリンバソロ)
3.J.S. バッハ:シンフォニアGマイナー
4.E. モリコーネ:ニューシネマパラダイス
5.H. マンシーニ:ムーンリバー
6.ブラームス:間奏曲Op118-2 他
■宿泊プラン
【待望の来日公演】クラリネット&マリンバ「リチャード&ミカ・ストルツマン」サロンコンサート 2022年8月20日(土)
ご夕食+コンサート、コンサートのみのご予約も承っております。
■コンサート&アペリティフ&ディナー お一人様 23,000円(税・サ込み)
■コンサート&アペリティフ お一人様 5,000円(税・サ込み)
お電話にてご予約・お問合わせください。
TEL:0557-82-1717
リチャード・ストルツマン(クラリネット)/Richard Stoltzman, clarinet
リチャード・ストルツマンは、数多くのオーケストラとの共演を重ねるソリスト、魅惑的なリサイタリスト、革新的なジャズ奏者、また多作なレコーディング・アーティストとして知られる世界的なクラリネット奏者。クラリネットへの独自のアプローチによって、国際的な名声を得てきたのみならず、クラリネットという楽器そのものの可能性を拡げてきた。
1986年には、米国の楽器奏者にとって最も重要な「エイヴリー・フィッシャー賞」を管楽器奏者として初めて受賞。その功績は、ハリウッド・ボウル(米国カリフォルニア州の野外音楽堂、1922年開場)とカーネギー・ホール(1891年創設、米国NY州マンハッタンにあるコンサートホール)の双方でリサイタルを行った最初のアーティストとしても明らかである。また、ゲイリー・バートン、チック・コリア、キース・ジャレットやスパイロ・ジャイラの創設者ジェレミー・ウォールらジャズ・ポップ界の錚々たる面々とも共演し、レコーディングを行ってきた。新作にも旺盛にチャンレンジしており、スティーヴ・ライヒ、武満徹、スティーヴン・ハートキ、エイノユハニ・ラウタバーラ等による優れたクラリネット作品の初演も行っており、そのディスコグラフィーは優に60を超える。リチャード・グードとの共演で録音したブラームスのソナタ、さらにヨーヨー・マとエマニュエル・アックスと行ったモーツァルト、ベートーヴェン、ブラームスの三重奏曲集で、2度グラミー賞を受賞。
2017年には、75歳を記念して『コンプリートRCAアルバム・コレクション」』(CD40枚組)を発売。 そして80歳を迎えた今年6月には、『ラスト・ソロ・アルバム –From My Life-』(日本コロンビア)を発表。「このアルバムには、J.S. バッハやブラームス、そしてイェール大学で知り合った作曲家のビル・ダグラスやユーディ・ワイナーの曲など、私の人生のさまざまな節目を照らしてくれた曲たちが収められていることは確かです。」(音楽之友社「音楽の友」インタビューより)
オフィシャルWebsite https://www.richardstoltzman.com/
ミカ・ストルツマン(マリンバ)/Mika Stoltzman, marimba
2008年に熊本県天草市から米国ニューヨークに移住。以来、NYを拠点に演奏活動を展開しているミカ・ストルツマンは、2000年にトロント大学上級演奏学科修了後、東京とカーネギー・ホールでリサイタルを行ない、本格的に演奏家としてデビュー。カーネギー・ホールでのリサイタルは10回に上るほか、全米国際打楽器コンベンション(PASIC)に2005年と2007年に出演するなど、世界的なマリンビストとして世界22カ国66都市で公演を行っている。
これまでに10枚のCDアルバムとライブDVDをリリース。うち3枚は、「世界最高峰のドラマー」スティーヴ・ガッドのプロデュースによるジャズPOPアルバム。近年は、名プロデューサーSteven Epstein(グラミー賞19回受賞)とタッグを組み、精力的にレコーディングを行っており、今年だけでも3枚のアルバムリリースが決定している。また、チック・コリア、ジョン・ゾーン、大島ミチル、マルコス・ヴァリ、T・マッケンリー、挟間美帆等の作曲家から曲を捧げられ、いずれも世界初演を成功。JAZZ界では、スティーヴ・ガッドやエディ・ゴメス等とのプロジェクトMIKARIMBA でブルーノートNY&東京を始めとする日米の主要ジャズクラブ、カイロ、ロックポート等のジャズフェスティバルにも出演。協奏曲ソリストとしても、熊本交響楽団、九州交響楽団、関西フィル、ソンバトヘイ交響楽団、ポーランド国立室内楽団と協演。最近ではメキシコ・ハラパ交響楽団とイタリア・マッベリ室内管弦楽団とチック・コリア作曲「協奏曲第1番」を世界初演。
2014年からはクラリネット奏者で夫でもあるリチャード・ストルツマンとのデュオを本格化。オースティン室内楽音楽祭、ロックポート室内楽音楽祭、香港現代音楽祭、サンミゲル音楽祭、クレモナ音楽祭など多数出演。2019年リリースのCD”Palimpsest”に収録されたソロマリンバによるバッハ/シャコンヌは、グラモフォン誌を始めとする各メディアで絶賛を博し、AllMusicは「微光を放つテクスチュアに込められたバッハの多声の思いを表出させたミカ・ストルツマンの想像力。見事というしかない。思いがけない傑作!(Absolutely superb, an unexpected masterpiece)」と評価。5つ星を獲得。クラシックとジャズを縦横無尽に操るニュー・ジャンルのマリンバ奏者として、益々幅広い演奏活動を展開している。ボストン在住。
オフィシャルWebsite https://mikarimba-stoltzman.com